0875-63-3311

お電話でのご相談はこちら

文字サイズ

先輩からのメッセージ

スタッフが語る橋本病院

今回は、セラピストと看護師に当院で働く魅力について聞いてみました。

セラピスト

チームアプローチをカタチにした「全職種病棟配属」

司会

当院では縦割り組織でなく、全ての職種が病棟に配属されてチームで動いています。このことについて、いかがですか?

Senpai1

寒川(OT)

就職して最初に看護師さんやケアワーカーさんについて病棟の流れを学べるのはすごく良い経験になると思っています。トイレの介助やおむつ交換、着替えなどです。実際、たいていのセラピストは実習に行って、良いところしか見ないで就職してしまうことがあるでしょうから現実を見れていません。病棟での患者さんはこんな感じで生活している、ということをしっかり見てからセラピストとして働きだせます。今、思い出してもその時の夜勤で何があったかとか覚えていますね。

佐藤(PT)

多職種の情報交換がしやすいです。リハビリ時はこんな状態だけど、生活の中ではこんな感じ、というような普段の様子もわかります。そこの違いを埋めていけるところに利点を感じますね。また、退院前の自宅訪問ときになども他の職種の人と行くことがあるんですが、家の環境を見るときにも、ベッド回りなどはケアワーカーさんの方が良く知ってます。また、在宅酸素が必要な患者さんの時は看護師さんが家族指導などをしてくれて、僕らだけでは知識がなかったり、見えてなかったりすることがあるので助かります。
病棟配属とは関係ないですが、外出訓練が自由なのは橋本病院ならではだと思います。ゴルフや釣り、ジムや温泉にだって行っていい。患者さんによってそれぞれオリジナリティのある訓練やアプローチが病院全体でできることに、リハビリしてて楽しいなと思います。

司会

学会や院内勉強会も多いですが、日常業務の中でも学べる環境にありますね。

看護師

現場を離れた人も復帰しやすい「やりがい」と「働きやすさ」が両立できる環境

司会

結婚や育児などでいったん現場を離れて復職するときは、ストレスが多いと思います。まずは、木下看護部長から当院の復職時のシステムについて教えてください。

Senpai2

Senpai3

木下(副看護部長)

育児休暇などから復帰する職員には、意向に沿った配属を決めています。又夜勤免除等の配慮をして仕事と家庭の両立ができるように支援しています。新職員には、オリエンテーションを行い月別教育目標と教育方法のプログラムに沿ってプリセプターが指導を行っています。評価は「私のチェックリスト」や「看護技術評価表」を用いており、個人のペースに合わせて管理職もサポートしています。職員の意見を傾聴し、働きやすい職場であることを常に心がけております。

司会

では、実際に働いている看護師さんに、当院の魅力について伺います。

藤目

いろいろありますが、公休の多さもすごく魅力的ですね。子育てをしながら、子どもの役員をしながらでも、公休が1日でも2日でも多いと自分の時間もあるし、家庭のこともできるし、病院のことにも専念できて、すごく魅力的だなと思います。あとは、希望休の取りやすさですね。病棟長がすごく配慮してくれて、行事が重なった時も対応してくれてます。有休もとりやすくしてくれてます。

司会

次に仕事のことについて伺います。橋本病院は急性期でなく回復期リハビリテーション病棟と認知症治療病棟に特化していますが、病棟でのやりがいなどはありますか?

木下

回復期リハビリテーション病棟には、急性期病院で治療を受けた脳卒中や整形外科疾患などの患者様がリハビリを目的とし入院されます。入院時には日常生活動作が困難であり、中には寝たきり状態の患者様もいます。患者様が自宅で生活できることや社会復帰ができることを目標に、看護の役割として、リハビリがスムーズに行えるよう身体状態の管理を行ったり、内服自己管理の指導やインスリン自己注射の指導を行ったり、外出練習にも参加します。多職種と協力してチーム医療を提供し、寝たきりだった患者様が歩いて自宅に帰られると、回復期リハビリテーション病棟ならではのやりがいを感じることができます。
認知症治療病棟は、毎日楽しく笑顔でその人らしい生活が送れるようにダイバージョナルセラピーを行ったり、園芸療法や回想療法、外出練習を行っています。また、生活リズムを整え、日常生活動作の低下を防ぐことや栄養管理も重視しています。知識を持ち、笑顔で穏やかに思いやりをもって看護を提供することで、患者様は安心感や心地良さと穏やかな生活を導かれると思っています。

神原

患者さんのADLなど、たとえば骨折の後の荷重制限などセラピストの方が詳しく正確な情報を持ってることなどもあり、病棟内で一緒に仕事をしているとすぐ確認できます。患者さんのためにもこういった正確な情報に基づいてアプローチして日常生活が送れるようにできているのはすごく良いところだと思います。

司会

回復期は車イスで来た人も歩いて帰る、すごく大変な患者さんも良くなって帰るところを見ることができるやりがいや達成感がある職場なんですね。

コメント